角型鋼管(角パイプ)同士を、ボルト締結式の接合板と接続用角型管を介して、2方向または多方向に着脱可能に連結する構造
技術の概要
- 対象部材:角型鋼管(角パイプ、本体角型管、取付け角型管)。
- 接合方法:
- 本体となる角型管に、接続用角型管を差し込む。
- その外側に**接合板(鋼製プレート)**を配置し、各角型管の方向に交差するように取り付ける。
- 各角型管の中心を基準に、接合板の孔位置を左右対称に合わせる。
- ボルト・ナットで締め付け固定することで、2方向または多方向に連結する。
- 解体方法:ボルト・ナットを外し、差し込んだ角型管を抜き取るだけで分解可能。
特徴
- 溶接を用いず、ボルトによる着脱式の接続。
- 2方向または多方向への連結が可能。
- 組立・解体が容易で、再利用性に優れる。
- 構造は、角型管、接続用角型管、接合板、ボルト・ナットから成るシンプルな構成。
想定用途
- 仮設構造物(イベントブース、簡易フレーム、作業架台など)。
- 組立・分解を繰り返す必要のある構造物。
- 溶接不可の現場や再利用を重視する鉄骨フレーム構造。